Web系フリーランスの読書備忘録

ゆるく気ままに更新

村上福之『ソーシャルもうええねん』を読んでの備忘録

村上福之『ソーシャルもうええねん』を読んでの備忘録

こちらはずいぶん古い書籍ですが、正月のまとまった期間に読ませていただいたものの1つです。
著者の村上福之さんはそういえば僕も何度か記事を拝見したことがあるぐらい有名な方で、今回の書籍もそのブログなどの記事をまとめたものです。
(今でも面白いと思えるような内容が多かったです。)

ソーシャルもうええねん

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Overview

パナソニックの組み込みエンジニアだった筆者の、ソーシャルメディアの波に立ち向かうための思考術!
モバゲーの儲けを支えるブルーカラー食べログやらせライター、年収12億円アフィリエイター、そして、すべてのネットユーザーに捧ぐ!
ネット募金からサイト売却まで、数々のプロジェクトの裏を語る!
今、ネットで最も読まれている100年に1度のブログに大幅加筆プラス多数新作!

Memo

  • 年収12億円のアフィリエイターとマック赤坂を信用調査した結果、アフィリエイターの方の売上は2000万ほどしかなく、マック赤坂レアメタルなどの鉱物を扱う会社だった。(以外に堅く儲けていた。)
  • フォロワー数で信用は測れない。(フォローは購入できるので)
  • すでに革新的な商品を作った会社で働くのはつまらない。どうでもいい会議、どうでもいい意見に回答、どうでもいいメールに丁寧に回答しなければいけない。
  • 理論や提案書を作るよりも、実際に動いているものを見せた方が早い。
  • 学習するなら起業しろ。一円でもいいからお金をもらうと、あらゆる技術が早く身につく。
  • 最初の見積もりは「初対面の異性との年齢あてクイズ」みたいなものだった。(起業して4ヶ月でトータル1200万ぐらいになった。)多少のエラーでもへこたれないことが大事。
  • ゴールドラッシュで一番儲かった会社は「リーバイス」。ジーパン。競争が激しいところにはいかない。相見積もりを取られないような分野で仕事をしよう。競争は最大のコスト。
  • 顔色の法則。週に1度顔を合わせないプロジェクトは破綻する。大事なのは接触時間ではなく、接触回数です。短時間に何度も会うと、それなりに印象はよくなる。

Summary

同じ仕事をされている方(もちろん、僕よりもできる範囲が大きいですが)が書いているだけあって、視点が面白かったり、すごく納得させられる部分が多くありました。何年も前に書かれた書籍で、ここまで真理をついている書籍も珍しいなと関心させられました。
それにしても、昔のWeb業界の単価は凄まじいなと。4ヶ月でトータル1200万って半端ない。
昔を羨ましがってもいられないので、これからの未来を自分なりに歩いて行きます。(そのためにも過去を知ることは大事!)

ソーシャルもうええねん

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引き算する勇気でシンプル思考を身につける19のポイント

引き算する勇気でシンプル思考を身につける19のポイント

本日、ブログに書かせていただく本は久々の経営本(制作・デザインとは少しかけ離れた)です。 一人で仕事を始め出して、たぶん2年ほど経ちます。(すごくアバウトな理由は、一人でスタートしたというタイミングがどこからなのか、自分でもわかっていないので)すると、やはり一人でプラグラミング覚えて、デザイン覚えてしていくとやはり自分のできる範囲は確実に増えてきました。つまり、事業内容が拡充してきております。

今回、読ませていただいた本は、そのままで大丈夫??といった疑問を僕に投げかけてくれた本でした。

引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想

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Overview

タイトル通り、今活躍している会社のほとんどは、引き算できる経営をしている会社だと筆者は説いています。その題を、あらゆる角度・視点から理論の補充をしていて、また方法論も具体的に書かれておりました。また、グラフ・統計を頻繁に使用して、理論を実証されています。あの方はもちろん、経営に携わってる方にはオススメの本となります。

New Discovery

足し算に陥らないための8つの心得

隣の芝生は青くない、前向きな「やならい」、「多い=豊か」ではない、増やすと経営資源が分散する、全員に好かれようとすると誰にも好かれなくなる、「付加する価値」から「引く価値」へ視点をシフトする、長期的な視点で考える、「引くことは怖くない」。

無い物ねだりで、競争相手の真似をしても勝ち目はない。自分の芝生をもっともっと青くすることを考える。足し算をしても、リスクが分散されるわけではなく、経営資源」が分散される。みんなの声に答えようとして、足し算しても逆に顧客が離れる結果となる。全ての人を対象としようとすると、誰からも受け入れられなくなる。

足し算をすることの障害は、1つにまず経営資源が分散されること。2つ目は、個性の希薄化を生む。ケーキ屋では、ケーキ以外には売らないほうがいい。最後に、競争が激しくなるということである。足し算することで他社と熾烈な競争に勝たないといけなくなり、利益が出にくくなる。また、他社に真似をされやすくなる。

「何をしないかを決めることは、何をするのかを決めるのと同じぐらい重要だ」 by スティーブ・ジョブズ

「脱総合」。ラーメンを売るお店と、ラーメン売るお店では決定的な違いがある。

引き算ができないと、ついつい伝えすぎる。伝え過ぎても、伝わらないので選ばれない。

強みの3つの条件。「顧客にとって価値がある」「独自性」「自社の専門性・独自技術を背景にしていること」

デザインも同じで、メリハリ(強弱・大小)と余白をうまく使うことで、インパクトを与えることができる

制約にもポジティブな面が3つある。

制約があるから、引き算が促進され本質的な魅力が引き出される。 制約があるから、真に重要なことに集中できる 制約があるから、工夫が生まれる(スピード化、改善が進む)

引き算をすると専門性が高いと認識され、消費者の知覚品質が高くなる

引き算企業は、イメージされやすく、リピートされやすく、ブランド力が強くなる

引き算をして、新しい価値を生むことこそが新しい付加価値をつけるということ

yahooのトップページに比べて、googleのトップページこそが引き算思考のデザイン・発送と言える(検索窓だけついている)

売らないものを決める。アップルに誰も冷蔵庫を売って欲しいと思わない。品揃えの引き算で引力をつける

ターゲット層・市場を引き算する方法もある。(カップル専用宿、高級志向の紅茶専門店など)

iPhoneこそが現代の引き算商品。シンプル志向で、考え抜かれたデザインなので説明はいらない

サービス業では、「結果」はもちろんのことだが、「プロセスも重要になる」 Web制作でも、プロセスを引き算することで強みになる部分があるかも?

常識を引き算してみる(看板を引き算した居酒屋、席・店の規模を引き算した美容院など)

モノで絞って、コトでひろげる(掛け算する) 抹茶 × ワッフル、抹茶 × 大福、抹茶 × ジェラートなど

引き算する勇気でシンプル思考を身につける19のポイント

Summary

冒頭で言いましたが、僕自身スキルの向上とともに、業務範囲が拡大していることは事実です。(そらもう、ビックルするぐらいいろんなことができるようになりました。)ただ、じゃあ全部それを仕事にしていくのか?足し算していくのかというと違うなーって。この本を読ませていただいて痛感いたしました。足し算志向(できることをどんどん増やして、Webの何でも屋になっていくこと)では、大手にはかないません。たとえ、僕がすごいスキルの持ち主でも、2人3人が相手となるとかないませんからね。スキルを横に伸ばしていくのではなく、縦つまりもっともっと掘り下げていくことが改めて重要なんです。自分のスキルを尖らせる。

過去に読んだ本で、To Do Listを作っている人はいっぱいいるけど、Not To Do Listを作っている人はいないという話を思い出しました。(その概念自体、新鮮に受け止めた記憶があります。)僕もこの業界で色々勉強していく中で、足掻きまくって、この業界の関係図を認識できてきました。(エンジニアとコーダートデザイナー違いを知りませんでしたし。)そこで、単純にやはり自分に合ってないということで、今後勉強しない(Not To Do List)ことは決めています。概要などは抑える価値があるので、さらっと程度に止めてます。DB周りとか、バックエンドのプログラミング言語など。まさしく、選択と集中ですね。(けど、ほんとは趣味レベルでもいいの、バックエンドのこともどんどん勉強したいつもりではいてます。)

今回の引き算思考もついつい、みんな忘れがちで、怖がって引き算できなかったりします。が、僕はどんどん意識して、引き算する。また、どんどん深くスキル・できる分野・範囲を掘り下げていく。鋭角に鋭角に、どんどん尖らせていこうと決意しました。 Simple is Bestを再認識させていただいたいい本でした。

引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想

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即実践!ディレクションスキルを上げるための心がけと7つの備忘録

即実践!ディレクションスキルを上げるための心がけと7つの備忘録

大きな会社になると、Web制作でも、それぞれの特性によって仕事が分けられています。デザイナーから、マーケティングディレクションまで。会社によって、その別れ方様々です。しかし、僕みたいに1人で仕事をしていると、そうも言ってられません。特に、ここ最近、ディレクションでうまくいかなかったことが多く、ディレクションの本を読んで自分の中で解決できたこともあったので、備忘録しておきます。

今回、読ませていただいたのは『第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書』という本です。

第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書

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Overview本の概要

チャプターが大きく3つに分かれており、1つ目が基本スキルのレベルアップ編。ディレクション時に良くある悩み別に、解説されており、僕自身が大きく参考にさせていただきました。2つ目が、フェーズ別ノウハウ編。3つ目がトレーニングメソッドとなっています。

New Memo備忘録

  • 初期段階・ヒアリング時に、ダメ出し部分を考えて、テキストに書き起こし、リニューアル部分をどのように変更すべきかを共通認識として持つ。わかりやすいように解説・教示するべき。ここが甘いと、後々の時間遅れの原因になりうる。
  • その場でアウトプットする。現場に足を運ぶのを極力減らす(時間的・費用的コスト削減のため)ために、ヒアリングしたことをその場でアウトプットする。「ってことは?」「つまり?」「こういうことですか?」など、コーチングスキルなどを使って、よりクライアントの考えを明確化する。その場で決めきるってこと大事。
  • デキるWebディレクターになるためには、「予算」「人員」「品質」の3大要件を担保し、これらを最適化・最大化するための提案を行えるかどうか。
  • 素人のクライアントに対して、Webディレクターがすべきことは「提案」である。また、デメリットの「提案」が有効。デメリットの「提案」と同時に、要望を実現するその他の方法を提示してあげる。その上で、クライアントクライアントの要望やエンドユーザーへのメリットを的確に理解し、最善の提案をすることが大事である。
  • ディレクションとしての実績は、可視化しにくい。
  • ディレクターにとって、コミュニケーションが商品である。相手に何でも、判断を委ねるのは、プロとしての責任逃れ。自身の見解を交えた積極的な提案をすることが大事。
  • 何回も差し戻してくる場合の対応方法としては、すべての画面について発注者の同意を得る。そして、リテイク制限をかける。

即実践!ディレクションスキルを上げるための心がけと7つの備忘録

 

Consideration考察

僕自身が実際にディレクションで困っていたことは、そのスピードです。それはこの本の中でも、例として登場するのですが、何回も何回も、デザインが決まりきらない→ダラダラ作成期間だけが延び、時間的・費用的コストがかかってしますという問題です。現在、僕がディレクションをし、デザインを作成して、実際にコーディングしているわけなんで、特に誰かに迷惑をかけるということではありません。(ただし、実際に僕がディレクションだけする立場なら、デザインが決まりきらないという状況は、クライアントにとっても、またデザイナーにとっても決していいことではないでしょう。)作成期間がずれ込むということは、こちらにとってはキャッシュフローが悪くなるばかりか、いつまでたっても同じ案件を抱え続けることになるのです。

こういった問題に対する答えとして、以下の3つがあります。

スケジュール共有

まずは、ダラダラ続けることは「悪」であり、プロならバシッとデザインを決めきる気概を持つ。決して、長引かせることは、顧客満足度を上げるものでないという認識を持つ。その上で、スケジュールを簡単なテキスト・メールでいいので、今はどの作成段階なのかを、こまめに連絡を取ることで共有する。ヒアリング日から、本番環境に移すまでのスケジュールをクライアントと二人で管理し合う。

リテイク制限を設ける

上にも書いたが、デザイン修正をし続けるのは、決していいことではない。上記のスケジュールに、リテイク制限の期間を明記し、ヒアリング時に必ず伝える。リテイク後、必ず同意を得て進める。リテイク制限をかけることで、クライアントの負担も減らすことができる。

早く作成すべき理由を説明する

なぜ、このようなスケジュールで進めるのかをヒアリング時に必ず、説明する。クライアントの負担を減らすであったり、ネット上に早く上げることのメリットを伝えたり、自分のプロとしての気概を説明したり、自分がやりやすいようにやるべきだろう。

Summaryまとめ

今回、ディレクションのスキルを細かく書いた。この部分は、自分では抜けていた部分で、参考になる部分が多かった。逆に言えば、こういうスキルがなくても、コミュニケーションだけでやってこれたというのは1つの自信になる。この本にも書いていたが、ディレクターとしての一番の武器はコミュニケーションである。スキル部分も合わせて、クライアントと、そして大きく言うなれば、いろんな方とどういう風にコミュニケーションを取っていくかは、Webで生きて行くのは関係なしに、人生を豊かにするためのスキルなのかもしれない。そんなことを考えさせていただきました。

第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書

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『WordPress仕事の現場でサッと使える!デザインの教科書』

『WordPress仕事の現場でサッと使える!デザインの教科書』

最近、WordPressの本を3冊読みました。どれも、ここ1年以内に出た本です。基本的にWordPress関連の本は目を通すようにしてるのですが、まだまだ知らないことばかりです。

Overview本の概要

内容的には、初級者から上級者まで網羅しようとしている本です。1つのサイトを作りつつ、その後の運用、SEO、ショートコード、セキュリティまで。カラフルでとても見やすい作りになっています。  

Memo備忘録

  • プラグイン「Really Simple CSV Importer」CSVで一括投稿できる。
  • プラグイン「Broken Link Checker」でリンク切れをチェックできる。
  • 固定ページ用のテンプレートを作れる。すなわち、2カラムデザインのテーマでも、固定ページに1カラムデザインを採用することができる。(独自のHTMLを使った固定ページも作ることができる。)
  • プラグイン「Login rebuilder」で管理画面のURLを変更できる。
  • プラグイン「Acunetix WP Security」でセキュリティ対策ができる。データベースをバックアップできる。テーブル名のプレフィックスの変更も可能。
  • Webサイトを高速化するために、「Head Cleaner」「WP Super Cache」「EWWW Image Optimizer」を利用する。

Summaryまとめ

この本読んで、WP-PageNaviをこのホームページに導入しようとしたんですが、どうにもうまくいきません。。。本に載っていることをそのまま実行しても、実装できない。まあ、こういうことは多々あります。思い通りにいかないことばかり。本に載っているのと前提が違うことの方が多いからです。そういう場合には2つしか方法はありません。他の手段を考えるか、目的を変更するか。今回の僕の場合、①他の本やネットでWP-PageNaviについて調べる。②手段を変更する。(他のプラグインを探したり、プラグインなしに実装する方法を探す)③そもそもの目的を変更する。④あきらめる!笑

WordPressでも、Webデザインでも、何でもそうなんですが、目的を達成するための手段が多すぎるんですよね。だから、迷う。すぐに、解決することもあるけど、泥沼にハマるときもある。この辺についてはまた書きたいなと思います。まあ、問題を解決するために基本書を何冊も持っておいて、調べるというのは有効な方法だと思います。そのためにも、この本は特にリファレンス的な役割を果たしてくれるいい本だと思います。

WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)

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新規Webサイトのリリースについて、その理由と使用プラグインを紹介

新規Webサイトのリリースについて、その理由と使用プラグインを紹介

みなさま、お元気でしょうか?
僕はというと、忙殺の日々の中、今年の目標の1つでもあった「新規Webサイト」のオープンをしました!

自サイトなので、いろんなことにチャレンジしてみて、たくさんスキルアップできたように思います。
せっかくなので、今回の新規Webサイトを作るにあたって、新規Webサイトをリリースした理由や使用したjQueryプラグインなどを備忘録として残します。

新規Webサイトをリリースした理由

価格帯の変動に合わせた調整

LIVALESTは、創業して約3年となりますが当初のホームページの価格に比べると価格は段階的に上がっています。それは、3年前の僕自身と比べて、知識またはホームページ・Webサイトを作る上でのスキルが格段に向上していることが要因です。
やはり当初のコンセプトとして制作費無料を掲げてましたが、自分の仕事が回らなくなってきたというのもひとつの要因です。これらの点からも、制作費無料というプランの部分だけを、独立させた自サイトを作るというのは去年から考えていました。

ターゲットを絞りたかった

1日500円、月額15,000円というコンセプトというのは、今でも良いものと考えていて、そこは変更を加えたくありませんでした。ですので、誰彼構わずこういったサービスを提供するというのではなく、大きな制作費を払うことが難しい個人事業主の方限定のサービスとさせていただきました。
また、今回の新サイトへ移行するにあたり、月に3名様までという制限も設けさせていただきました。

わかりにくさの排除

当サイトでは3つの制作プランを設けてましたが、1つだけ制作費無料というプランというのがありました。
これは初見の人からみるとわかりにくい価格設定だったのかなというのも1つの要因でした。価格を表示しているページというのは、Webサイトの中でも非常に重要なページになってくるので、極力「わかりにくさ」というのを排除したかったのです。

自分のスキルが上がったので、自由に作りたかった

Web制作をする人は基本的に、何かしらの制限がありながら制作していることが大多数です。例えば、それは「予算」という制限であったり、クライアントさんの考える「デザイン」と言う制限であったり、「時間的コスト」などの制限があります。(まぁ、それが普通なんですけどね)
逆に言えば、Web制作者が自由に何の制限もなく、Web制作できるという機会は、自分自身で何かを作るということ以外にないのです。これは僕にとって非常に楽しくもあり、スキル向上の上でもチャレンジングなものでした。

WordPressで、しかしプラグインは限定的に

現状でも、仕事の9割はWordPressを使用した、レスポンシブサイトと言うのが基本です。WordPressという仕組みは、非常にいろいろなことを簡単にしてくれます。例えば、テーマを自分で探してくるということで、ある程度形が整ったWebサイトらができたり、何が機能をつけるといったようなこともプラグインを導入することで簡単に実装できます。
ただし、WordPressにも弱点があります。それは普通のhtmlサイトに比べると、その読み込み速度と言うのは遅い傾向にあります。そういった弱点を補うためにも普段からWordPressプラグインを使うというのは自分が制作する上では、最終手段であり、まずはjQueryプラグインでできることは、jQueryで実装しています。(もちろん、jQueryよりCSSファーストですが)

ちなみに、今回使用したWordPressプラグインこちらの4つでした。

Contact Form 7

言わずもしれたフォーム作成を簡単にしてくれるプラグイン。フォームを作る上では欠かせないWordPressプラグインです。

Akismet

こちらはスパム対策のプラグインWordPressをダウンロードした時に初期でダウンロードされているプラグインないうちの1つです。WordPressの弱点であるスパム対策を簡単にしてくれるプラグインです。

EWWW Image Optimizer

このプラグインは、画像を圧縮するプラグインです。基本的に、Web制作で使用する画像はローカルで圧縮してから使用していますが、Webサイトのスピードを重視するためにも、こちらのプラグインを使用してさらに圧縮をかけております。

LiteSpeed Cache

このプラグインは、先日のWordCampでのセッションで知ったプラグインです。いわゆるキャッシュに関連するプラグインです。僕が使用しているMixHostが推奨しているプラグインで、MixHostと相性抜群の最高のキャッシュプラグインです。

2018年のWordCampについてのレポートはこちら

https://livalest.com/blog/wordcamp-osaka2018

MixHostについての記事はこちら

https://livalest.com/blog/https

WordPressのサイトを作る上で、プラグインを4つしか使用していないというのは、かなり少ないほうでは無いでしょうか。(まぁ内容コンテンツが少ない小規模サイトっていのも、もちろんありますが)

新規Webサイトのリリースについて、その理由と使用プラグインを紹介

今回使用したjQueryプラグイン

今回使用したjQueryプラグインも備忘録をかねてまとめました。

FadeThis

要素がふわっとフェイドインしてくれる動きをつけることができるプラグインです。できることが限られている分、実装がめちゃくちゃ簡単。

Paroller.js

今回のWebサイトで必ず実装しようと考えていたのがパララックスです。これこそ普段の仕事ではあまり使う機会がなく、触れてこなかったのでこの機会に触ってみました。
このParoller.jsは縦方向のパララックスを実装するだけではなく、珍しい横方向のパララックスを実現します。
今回のサイトでは、英語のタイトル部分と重なるような形で日本語のリード文をパララックスで実装したり、実績の部分を横方向のパララックスを使用して実装しています。

simpleTicker.js

こちらは簡単なニュースピッカーを実装するプラグインです。デザインも3つ選べます。新規サイトでは、メインビジュアルの下に、ニュースを表示させるというような用途で使用をしています。

fakeLoader.js

こちらはローディングのプラグインです。普段はあまり実装することがないのですが、今回のデザインが全てのコンテンツをスクロールできるようなデザイン(ランディングページ)になっているため、読み込み速度がやはりどうしても遅くなる傾向があります。ですので、今回はローディングを実装しようと考えていて、たどり着いたのがこちらのfakeLoader.jsでした。
種類も6種類あり、背景色も自由自在に帰れるためいろいろなWebサイトで使えそうなプラグインです。

Full-Screen Pushing Navigation

こちらもクールでかっこいいフルスクリーンのスマホメニューを探していて見つけたプラグインです。ハンバーガーメニューを押した時のアニメーションがかっこよくこちらも汎用的にいろいろなWebサイトで実装ができそうなプラグインです。

今回のまとめ

どうしても日頃の案件だけでは、自分のスキル内で完結する仕組みができてしまっています。しかし、「自分のサイトを作る時間」を作ることで、時間的にも費用的にも、普段はできないようなができるため、通常のWebサイトを構築するより面白いことを発見する機会にもなります。新しくWeb自分のイトを作ることで得た知見は、通常のWebサイト構築に還元できるため、またどこかのタイミングで作れればいいなと改めて思いました。
引き続きLIVALESTをこれからもよろしくお願いいたします。


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Webデザインにユーザビリティを体現させる5つの視点

Webデザインにユーザビリティを体現させる5つの視点

久々のブログ更新となります。
久々にすごくいい本に出会うことができました。より具体的に「ユーザビリティ」の体現方法にたくさん触れることができました。

Overview本の概要

「だから、そのデザインはダメなんだ。WebサイトのUI設計・情報デザイン 良い・悪いが比べてわかる」。タイトルも秀逸ですね。つい、手にとって読んでみたくなりました。具体的には、ユーザビリティを考慮しまくっております。今まで、「ユーザビィティ」に関する本はたくさん読んできましたが、ここまで具体的に、Webサイトにおけるバーツ・セクションごとに解説している本はありませんでした。

僕自身も、読んでいて「あー、これは気をつけないといけないな。。。」と思うことや、全然ユーザビリィティを考慮しきれていないなと反省しまくりでした。かなり参考になった5つのポイントをまとめました。

Webデザインにユーザビリティを体現させる5つの視点

New Memo備忘録

スライドショー

意図せず、コンテンツが切り替わる場合に備えて、スライドショーの下にミニ画像を切り替えボタンとして使う(切り替えボタンが小さすぎてわかりにくいのを防ぐ。)

ユーザーがトップページに滞在する時間はせいぜい20秒なので、スライドショー全体を把握できるようなデザインが必要。複数のバナー(情報過多)になりすぎないように注意する。そのためにも、アクセス数などの観点から、情報の取捨選択は必要。ファーストビューでクライアントに真っ先に届ける情報を提供できているかが重要。

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションは、キービュアルの下に置く。なぜなら、ユーザーは視覚から入りやすいので、スライドショーやバナーに先に目が行くから。新規ユーザーにとってはそれが顕著で、グローバルナビのデザイン自体もWebサイトによって柔軟に変更する必要もある。

スマホメニューで、Webサイトが一目で俯瞰できるようなデザインにする(スクロールしないと見れないようなメニューは作成しない)

コンテンツ部

スクロールしないとわからないような長いコンテンツのページでは、トップにページ内リンクボタンを設置することで、ユーザーが見たいテーマにすぐに移動できるようにする。(特に、トップページではない子ページで、コンテンツが多いページにはある方が良い。)

情報サイトでは、いつ更新されたか一目でわかるかが重要。情報のリード文で、ユーザーが「この情報を見たい!」と思わせるのが大事になる。

よくある質問

よくある質問コーナーでは、カテゴリの画像ボタンを置くことでユーザーが探したい質問に到達しやすいように考慮する。質問が探せない人のために、検索ツールを置くというのは間違ったデザイン設計。検索ツールは最終手段でなければならない。検索ツールを使う前に、チェックボックスなどで、質問範囲を絞れるような工夫も必要。

問い合わせ・会員登録のフォーム

問い合わせフォーム、登録フォームはあらかじめステップ数を明示することで、ユーザーの精神的負担を減らすことができる。ユーザーは思っているほどに、面倒くさがりで我慢強くない。ひとつ目的を終えたユーザーは新しい導線への興味が比較的高く能動的。(1つの目的のゴール時点で、新たなアクション(導線)をつくることが出ているか。)入り口も大事だが、出口もからの導線も重要。

その先に何があるのかわからないようなボタンを押して喜ぶほどユーザーは暇ではない。(ヤコブ・ニールセン)

Summaryまとめ

この著者と僕で何が違うのかが、読んでいて明確だったのは、クライアントの規模です。クライアントの規模が大きければ、それこそWebサイトの規模もそれは、僕では考えれないほどのボリュームになるでしょう。そういう規模であればあるほど、デザイン設計・ユーザビリティの重要性が格段に上がることをこの本を読んで発見することができました。冒頭でも言いましたが、Webデザインの各セクションごとで、細かくwebデザインの例示がされており、参考になることんばかりでした。今後のWeb制作で活かせそうな点がたくさんあり、大変勉強になりました。大型のWebサイトを作成する人は必読です!


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田中祐一著「僕たちは、地味な起業で食っていく。」を読んでの備忘録

田中祐一著「僕たちは、地味な起業で食っていく。」を読んでの備忘録

本日、紹介させていただく本は起業系の本です。ただ、一般的な起業本(この本でいう「派手な起業」を目指す本)というよりは、タイトル通り、会社に縛られず、なおかつ生きていけるぐらいの生存戦略としての地味な起業の方法を紹介しています。こういう本ってどうしても、ビジネスモデルが画期的であったり、すごいスキルを身につけて起業する方法を紹介していますが、地味な起業では、スマホとPCと素直さだけあれば、本物の安定が手に入ると説枯れています。僕自身の起業とわりかし近いとこもあり(著者の方もWebサイト制作をしていたり、なんか色々してる)、興味深く読ませていただきました。

Overview

「今いる会社で働き続けるか? 転職して他の会社に行くか?」
「どんなキャリアが自分に合っているのか?」
「このまま、会社にいるしかないのか?」

今、そんな悩みや焦りを感じているあなた。

特に「やりたいこと」や「まとまったお金」、「明確なビジョン」がなくても、他のどんな働き方よりも安パイに経済的に自立できるすごい働き方があります。
それが「地味な起業」です。
皆さんが知っている「起業」は「派手な起業」。
資金もいれば、人より抜きんでたスキル、人脈、才能、ビジネスモデル…… 。色々ないと、できません。

一方「地味な起業」に必要なものは、スマホとP C 、あとはちょっとの「素直さ」。
これだけ。

「地味な起業」は、
あなたが普段やっていることをお金に変える働き方。

これで、今ある不安が消えて、
あなたの人生に「本物の安定」が訪れます。
さあ、一歩踏み出していきましょう。

Memo

  • 個人が定年を迎えるまで会社にぶら下がり続ける時代は終わった。優秀な学生も会社で5年も働けば、ただの人になってしまう。勤め続けて得られるキャリアアップは、あくまでも「今いる会社で通用する人材」としてのキャリアアップに過ぎない。
  • 地味な起業とは、「資料づくり、スケジューリング、打ち合わせ、プレゼン」といった、会社員が誰でも普段やっている「地味なスキル」で経済的に自立する世界一リスクの低い、超・安パイな働き方。
  • 冷静に考えると、現実に「好きなこと」「得意なこと」で食べていけるのは一部の限られた人だけ。
  • 市場価値=「手伝ってください」といわれる力。簡単なことで困っている人を助ければいい。周りに応援したい人がいなければ、見つければいい。ソーシャルメディアで重要なのは、発信よりも「応援したい人とつながること」。
  • 好きなことをビジネスにするより、好きな人のビジネスを応援するとうまくいくということ。
  • 自分が知っている世界の一歩外に出れば、まったく違う世界が広がっているのです。普段自分がやっている、思いもよらないことが強みになる。
  • 地味な起業を実践したときに気づいたことは、クライアントさんはプロへの依頼の仕方がわからない、ということです。だから、この悩みもお金に替わります。
  • 地味な起業のクライアントは、すでに派手な起業をしてそこそこうまくいっている人。つまり、自分のブランドをある程度確立している人。その人をサポートすることで、1ヶ月で年商が300万から4000万になった。
  • 小さくつながり、大きく育てる。地味な仕事だからこそ、積極的に仕事の依頼を受けられるのがメリット。
  • 「いい仕事」ほどブログやメルマガで採用募集していることが多い。
  • メルマガに返信することで、憧れの人と繋がる(単純な感想よりも、スキルを実践して自分自身の変化を報告するほうが効果的)。
  • 地味な起業の仕事=出会いの人数×信頼関係の深さ×提案数
  • ビジネスでは、いうまでもなく結果は大切です。でも、相手から「信頼される」上では、結果がすべてではありません。「信頼残高」を増やすことを最優先し、お金より経験を買う、
  • 作業を統括するだけでなく、売上やブランディングにも関わり、起業家の右腕として活躍するような働き方を目指す。
  • 地味な起業は、「自分のため」だけではいまいち頑張れない、ごく普通の日本人向けの働き方。

Thoughts

この本を読んで色々と思うことがあったので、少し自分の考えを書きます。

小さく始めることが大切

僕自身もたまに、独立や起業について相談されることがあります。この業界で起業する上で、金銭的リソースがかからず、リスクが限りなく低く、スタートすることができます。これは本当に素晴らしいメリットで、パソコンさえあれば僕の仕事も完結してしまいます。(もちろん、参入障壁が低い分、フリーランスで苦しんでいる人もたくさん知ってます。)ですので、いきなり起業とか、独立ではなく、まずは副業・複業として動き出すのが最も一番良い方法だとアドバイスさせていただくことが多いです。自分の実力を簡単に試すことができます!

起業することと、収入を得ることは全く違う

この本では、地味に起業する方法を紹介しています。「起業」というのは、役所に一枚、個人事業届さえ出せば誰でも、事業をスタートさせることができます。大事なのは、そこからいかにして稼いでいくか、いかに収入を上げていくかです。それについては、あまり詳しくはこの本では書かれていません(まあ、そんなこと知ってたら簡単には公開しませんよね・・・)。自分が何をして起業するかにも寄りますが、やはり情報収集して、自分なりのPDCAを回し、改善を繰り返していかければ将来はないです。

「好きな人」ってそんな居てる?

この本を読んでいて、「好きな人」を応援する側に回ろうというような趣旨の内容が散見されます。自分自身の話で申し訳ないですが、「好きな人」ってのが僕の中では居ないので、あまり納得ができませんでした。もちろん、憧れてる人や尊敬に値する人はめちゃくちゃたくさん居てますが、それをビジネスに発展させたいか?ビジネス的に繋がりたいか?というと少し疑問を持ちました。ただ、自分ではなく、誰かをサポートし続けるというのはビジネスの本質ですし、そこは何も間違っていない。あとは、どのようにサポートするか、そしてできるかを常に考えないといけません。

まとめ

少し自分の意見も書かせていただきましたが、ITの分野で起業を考えているが少し不安・・・やっていけるかわからない・・・という方は一読する価値はあります。自分の何のスキルで、どういう人をサポートしたいかを具体的に形にしていくことから始めると良いかもしれません。


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