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三戸政和「資本家マインドセット」を読んでの備忘録

三戸政和『資本家マインドセット』を読んでの備忘録

三戸政和さんという方を最近までは知らなかったのですが、けっこう有名な方みたいで著書を初めて読ませていただきました。下記、記事のシリーズも内容が衝撃的ですが、わかりやすく読みやすかったです。

知らなかったことが多く、面白い視点で解説されてる部分なども多く、今回備忘録として内容をまとめさせていただきました。

資本家マインドセット

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Overview

資本家とは、お金からも働くことからも自由な存在だ。サラリーマンと同じ労力で、数十倍どころか数百倍の結果を手にするのが資本家。理由は簡単。資本主義のこの世界では、ゲームは資本家にもっとも有利に働くルールになっているからだ。最短の時間で最大の成果を上げる。好きなことを好きな人と好きなようにやる。「資本家」という新しい生き方。

Memo

  • 資本家とは、お金からも働くことからも自由な存在であること。好きなことを、好きな人と、好きなようにやる人。資本主義のこの世界では、資本家に最も有利に働くルールになっている。
  • 自分の手腕によって会社の事業を成功させ、そこから利益を得るのが資本家。孫さんの時給は決して高くはない(会社からの配当収入が莫大なだけ)。
  • 「仕組み化」とは、極力自分の時間を使わなくすること。ホリエモンがキックボクシングするのは、少ない時間で消費カロリーが高いから。「他人の時間」という「人的資本」を活用しながら、自分の人的資本を最大効率化させるべき。
  • 日本で一番家賃の高いオフィスビルには、金融業者がたくさん入っている。
  • 勝ちやすいビジネスの基本は、「初期コストがかからない」「在庫を持たない」「粗利率が高い」「定期的な収入がある」の4つ。投資ファンドほど効率のいいビジネスモデルはない。
  • 専門性の高い3つのキャリアを作れば、100万人に1人の存在になれる。
  • 今の日本では二代目や三代目の「後継者」がいないゆえに廃業する会社が多く、その会社を買って(個人M&A)育てることで資本家を目指そう。
  • 生涯サラリーマン制度は滅びる。世界の潮流はプロフェッショナルによるプロジェクト形式。インターネットを通じて、ヒト、モノ、カネなどあらゆるものが繋がることができるようになり、組織を作らなくても、お互いのニーズに合わせて新しいサービスを展開できる。
  • 働き方改革」は経営者のための「雇い方改革」のカムフラージュ。企業にとって都合の良い雇用スタイルを実現するためのもの(残業なくそう、ワーク・ライフ・バランス、副業解禁など)。
  • イデアをいち早く実行フェーズに移せたからこそグーグルは勝った。最後に勝つのは、やり続けた0.01%。
  • すでに年間3万社が廃業しており、その半分が黒字企業。
  • 「トランビ」「バトンズ」といったWebサイトで会社の売買が可能。ただ、安い価格で買いたいなら信頼関係が必要。
  • 小さな企業の業績改善は「え?そんなこともやってなかったのか」レベルの改革で成果が上がることも多い。
  • 失敗しても支払い義務が生じるのは自分が出資した範囲だけ(有限責任)。
  • 資本家は、株主業とは違い、そのビジネスに直接関与していく。
  • 資本家は「お金と人に働いてもらう」「バランスシートで儲ける」「ポートフォリオを組む」。
  • 仕組みがあれば社長は誰でも良い。同じ結果を出せるシステム作りが必要。
  • 「バランスシートで儲ける」・・・例えば、高級ブランド店は赤字になっても、出店と同時にその周辺の土地も買い占める。出店を機に、周りの価値が上がり高値で土地を売却することができるから。
  • 仕組みかした後に必要なのは、丸投げ力(人に任せられるメンタリティ)、60点でOKとする(小さな失敗を失敗と思わない)、オープンな情報共有。
  • お金はどうやったら一番面白いか、効果的かという考えを持って大胆に使う。

まとめ

最近、B2C事業の閉店ラッシュや経営者の後継問題などニュースで取りざたされています。理由はもちろん、少子高齢化含め色々ありますが、今回の本で示されているた考え方は、その問題を逆手に取り、会社を買ってしまおうという趣旨のものです。仕事上、僕自身もたくさんの会社と関わるのですが、こういった後継者問題に悩んでいるところも少なくないです。「会社を買う」というのはあまり聞きなれませんが、今後この流れはもっと加速していきますし、全然関係ない第三者が会社を継ぐといったことは増えていくでしょう。

実際に、昨年、私も同業者の方にWebサイトの運営(リニューアルも含む)を、代わってくれないか(継いでくれないか)といった依頼を受けました。依頼者の方は、高齢で今まで自分が作ったサイトの運営を任せられる方を探しているということでした。Web業界といった新しい業界でも、こういう後継者問題というのは生じています。

「会社を買う」なんて考えていない方でも、資本家としてのマインドは知っておりても損はないのではないでしょうか?ぜひ、手に取ってみてください。

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