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家入一真 『我が逃走』を読んで、すごく心が痛くなって苦しくなった。

家入一真 『我が逃走』を読んで、すごく心が痛くなって苦しくなった。

『我が逃走』という本は、2015年に書かれた少し古い本だ。きっかけはこの記事。

(『ツイッター業物語 金と権力、友情、そして裏切り』もかなり色々と考えさせられた。)

家入一真さんといえば、都知事に出馬して僕は初めて知ったのだが、色々とネットを駆使した選挙活動をしており、変わった人だなーというのが印象でした。
(大丈夫か?この人って面もあったけど。)

我が逃走

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Overview

ひきこもりから瞬く間に「IT長者」へ…ロングセラー『こんな僕でも社長になれた』を凌ぐ、その後の転落・逃亡・孤立を巡る物語。
堀江貴文さん、末井昭さん、の子さん熱く推薦の一冊!

Impressions

家入一真さんという人物は、ほんとに自分とは真逆で、「破天荒」って言葉がぴったりな人。

元々は、福岡でロリポップ(サーバー)を作り、20代の若さで会社を上場させる。

その後、カフェを運営し始め、9店舗ほど運営するが失敗。

そこから立ち直り、「BASE」といった気軽にネットショップを作れるサービスに立ち上げに関わったり、
CAMPFIREという今では当たり前になっているクラウドファウンディングを作る。

そして、東京都知事選にも出馬をしている。

僕がもっとも心痛く、もっとも苦しくもなったのは、カフェ運営を失敗してからのこと。

自分が後先考えずに雇った人を、どんどんと解雇しなければいけなくなったシーン。

雇ってきた人に解雇だという事実をを伝えるのが、社長(トップ)としての彼の役割である。

特に、4年以上付き合いのある秘書を解雇しなければならない。

人を雇うとか、解雇するって僕の中で本当に大きなことだけど(経験なんてもちろんない)、
完っっっ全に自分が原因で失敗して、逃げ場がない状況に、そのリアルに、すごく苦しくなった。

家入一真という人はそのリアルを受け止めれずにいた。

この本のタイトル通り、彼は、そのリアルから逃げまくる。逃走する。

なぜかすごく感情移入してしまった。

もちろん自分のことではないし、なぜここまで酷い経営状態となってしまったのかはこの本にも書かれている。
どう考えても、家入一真さん本人による要因が大きいだろう。
(カフェ運営の末期は、夜な夜な1日300万使う生活をしていたという・・・)

本の中の家入一真さんとシンクロするように、自然と僕も泣いてしまった。

すごく痛かった。

そこにある「リアル」から逃走する気持ちが痛いほどわかった。
けど、本当に逃げるからすごいなって。

色々なビジネスに関わる本はあるが、ここまでリアルな失敗を描いている本は読んだことなかった。

ここまですごく心が痛くなったのは初めてだった。

Summary

ここまで失敗して、この人がなぜ復活できたのか。
やっぱりそれは、家入一真というその人への「信用」でが大きいのではないかな。

CAMPFIREもBASEも、都知事選出馬も全て彼への「信用」があって、彼の元に人が集まっている。
たくさんの人をわざと裏切ったわけでなはないだろうけど、それ以上に、この人を「信用」をするがたくさんいるからだろう。

たぶん、すごく自分の感情に正直に生きている人であるし、その「正直」を貫けるポジションいる人なんだろう。
「家入ってああいう奴だよ」って。

反面教師にする部分もたくさんあったけど、僕が持っていないものをたくさん持った人だな。

僕も、十分、正直に生きている方だけど、もっと正直になって行ければ良いなと。

ああ、自分の感情を言語化するのは難しいですね。

我が逃走

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